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智者猫の歳時記

今年を“源氏物語千年紀”と位置付けている。
『源氏物語』は世界が認める文学である。

それが一人の女性によって書かれたとは信じがたい。
当時としては生活範囲の狭かった、女性の手によるパノラマ文学なのである。

そのようなことを考えながら、“この匂える紫”を追いかけてみたくなる。
その名も“フジむらさき”を・・・。
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源氏の心には藤壺(ふじつぼ)【母の桐壺に似た女性】の宮の美が最上のものに思われてあのような人を自分も妻にしたい、宮のような女性はもう一人とないであろう、左大臣の令嬢【妻になった葵上】は大事にされて育った美しい貴族の娘とだけはうなずかれるがと、こんなふうに思われて単純な少年の心には藤壺の宮のことばかりが恋しくて苦しいほどであった。      (与謝野晶子訳)

男性が妻をえらぶときは、母親に似ているという。
だからかなぁ、仲の良い夫婦は顔まで似ているのは・・・。

智者猫の歳時記

桔梗が丘の“山野草の老母”のもとへお見舞いに行った。
その折に、ふた鉢の花をもらった。
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一鉢はシクラメンである。
ところがこの小鉢のシクラメンは、街角のシクラメンとは様子が微妙に違う。

本来は三月四月の花であるのに、都会のシクラメンは、新年用の花として促成栽培されているのだ。
だから、春の花であるにもかかわらず、冬の季語になっている。

もう一鉢は木瓜(ボケ)の花である。
これは春の花であるけれど、読みがよくない。
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この花の読み方を、“ボッカ”にすればよいのにと思う。
そうすれば誰もが口にできる花になると思うのだが・・・。

初旅や木瓜もうれしき物の数    (正岡子規)





智者猫の歳時記

やっと咲いた」というべきだろうか?
子どもの時から、植えられていたのは知っていたけれど、花を見たのは初めてである。
ライラック 004

真昼間の夢の花かもライラック(石塚友二)

ライラック 005

花咲じいさんではないけれど、毎年咲かせたいと思う。
そんなときに、このライラックを咲かせている家を見つけた。

主に出会ったら、そのコツを教えてもらいたいものである。
水をやらないことがコツだ”とみどりの相談では言っていたから、ええ加減ずぼらな性分には似合っていると思っていた。

ところが実際には、水をやらずに我慢するのも加減が分からず、ちょっとばかり神経質になった。
まぁ、とりあえず花が咲いたからよかったものの、これを続けなくちゃ意味がないよなぁ。

“ライラック”とは英語名だけど、フランス名で呼んでみたい時があるー“リラ・・・”と。
花言葉は“思い出を大切に・・・”

誕生日の花』では、4月25日ということだ。
ヨーロッパでは、五月の花として、初恋や恋の思い出の、象徴でもあるらしい。

その意味では、ちょっと早すぎたかな。
でも、花は生き物だから、その旬を逃すわけにはいかないしなぁ。





智者猫の歳時記

今日の昼は、11:00に予約していたバイキングの店に寄った。
岬町からの帰り道で、堺市にある”食 安心館”である。

ナチュラルフーズが売りの店である。
肉と言えば、カツオとイカ、それに鶏と焼き豚ぐらいかなぁ。

あとは野菜を中心とした料理になり、ちょっとしたベジタリアンである。
それに、ビーフンやスパゲティ、バラ寿司も白ご飯もあり、腹ごしらえもで、きる。

さらに、蒸しパンとかケーキ、きな粉餅などもあり、もちろん飲み物もある。
デザートとしては果物・シャーベットも置いている。

大人でも十分堪能できるし、安上がりである。
特に幼い子ども連れの家族で一杯であった。
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智者猫の歳時記

允恭天皇は茅渟宮(ちぬのみや)に衣通郎女(そとおしのいらつめ)を住まわせられた。
彼女の麗しい身体の輝きは、衣を通して外に現れていたので、その名で呼ばれていた。

しかも、衣通郎女は皇后の妹である。
皇后の嫉妬を怖れて、この地へ移されたのである。

茅渟宮は、泉佐野市の上之郷にある。
そこは日根野と呼ばれ、古来より狩猟地として有名である。

とこしへに君もあへやもいさなとり 海のはまもの夜ときときを
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