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智者猫の蔵書

「大阪府と堺・羽曳野・藤井寺の三市が世界遺産登録を目指している百舌鳥・古市古墳群について、総合的な調査報告書が初めてまとまった」(読売新聞朝刊)
考古学によって、世界遺産登録が問いかける「普遍的価値」の証明を裏付けることになるかどうかはわからない。

しかし、大阪にとって、出土品や・遺構が語ってくれることに耳を澄まさねばならない。
ここに、なにわ発掘物語『大阪遺跡』がある。

これは大阪市内の遺跡発掘をしるしたものである。
縄文時代や弥生時代の遺跡に、古代大阪の地形を読み取ることができる。

古代の地形を埋め、さらに大地が拓けていき、現在の大阪の地形になっている。
かつて海だったところに私たちが住んでいる。


智者猫の蔵書

『枕詞』とか、『歌枕』とか聞いたことがあると思う。
特に“歌枕は名所旧跡を訪ねて・・・”と言うことになる。

西行や芭蕉が旅したように、わたしたちが旅人になるのは、その「歌枕に立つ」ということである。
たとえ現在(いま)ではその気配がなくても、古人の想いを呼び起こすのである。

大阪にも古くからの地名があるのに、あまり意識もせず、何気なく呼びなれている。
しかし、変えられた町名もあり、今のうちに、できるだけ歌枕を探してみようかなぁと思った。

智者猫の蔵書

女西行と呼ばれる人がいる。
西行とはもちろん、あの桜の歌人である。

しかしこの女西行は、歌をよくするわけではなく、中世文学にあって異彩の放つ、自伝的回想録『とはずがたり』の筆者である。
そして八十九代天皇後深草の女院(後深草院二条)であった。

しかしそれは単なる女院と言うだけではすまされないのだ。
光源氏と紫の上のような関係と言えば美しく響くけれど、その実のところは、倒錯の世界である。




智者猫の蔵書

一日で観測される地震の数は、日本周辺だけでも300を超えるという。
予報などはいまだ聞かないけれど、超巨大地震の予感がしてくる。

四川の地震は、南海地震・東南海地震への訴状なのである。
人間の想像をはるかに超えた地震にあっては、生と死なんか運としか言いようがない。

運よく生き延びた場合、そこからの行動が大事なのである。
二次三次の災害を乗り越えるために・・・。

ふと、飛鳥にある亀石のことを思い出した。
あの石が動いたら、生駒断層も上町断層も動く。


智者猫の蔵書

いくら話下手でも、コミュニケーションをとることは大事である。
特にビジネスでは、外国人とも会話を交わす必要がある。

そして何とかお互い理解できるものである。
ところが失語症となると、ほとんどの場合、私たちは無力になる。

彼らには聞こえていても、言葉の意味を理解することが苦手なのである。
だから言葉を発することができない。

あなたは家族として、その時間を共有できますか?
失われた言葉を取り戻すために・・・。


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